ぶつくさ日記

ぶつくさ日記

私の最近の通勤電車事情 新しい季節を越えて

  私は家電量販店で働いています。派遣社員として携帯電話の販売業務をする毎日です。通勤には、徒歩・電車・違う電車に乗り換え・バスに乗り換え・徒歩、という順番で約1時間程かかります。通勤通学とは面倒臭いものですが、その時々の季節感を感じる事が出来、そこに憂鬱さと楽しさを感じます。
まず、入学や入社の時期、いつも以上に電車が混み合います。すし詰め状態という言葉が的確でしょう。斜めになって人にもたれかかってしまっている状態でも、元の姿勢に戻れずそのまま発車してしまう事もありますね。そんな時期は、初々しく新しい世界に向かう凛々しい姿と、その世界に馴染んでしまい人の多さにうんざりする姿が入り混じります。私はもう後者になってしまうのでしょう。通学も中学から電車で通っていたため、慣れ親しんだ光景です。初々しい姿を見つけては、眩しい…!と感じずにはいられません。
そこから、桜シーズン、暫くして5月に入りゴールデンウィークになると、様々な国の人も入り混ざります。私は京都に住んでいるので、観光客が非常に多い季節です。キャリーを持った人達も増え、より一層電車が混みます。更に、混みすぎて電車の発車が少しずつずれ、時間通りに電車が来ない事で次の乗り継ぎを走らなければならなかったり、乗れないと諦めてしまう事もあります。こうなると少し迷惑に感じる事も増えます。車と同様、歩くのが遅いなら左側を歩くように心掛ければ、急いでいる人がすぐ追い抜けるじゃないか…何故分からず真ん中を歩くのだろう、と感じる時期です。楽しく旅行したい気持ちも理解出来ますし、荷物についても仕方ないでしょう。しかし、配慮は出来るはずです。徒歩になると何故こんなにも考えられなくなるのだろう、と疑問に思います。
そして、ゴールデンウィークが終わり、イベントがなくなり出す現在5月中旬は、快適な通勤ライフを送っています。まず、観光客が一気に減ります。次また増え出すのは夏休みの7月でしょう。そして、頑張って通っていた学生達が学校に慣れ出し、かつ様々なイベントが終わり一気に平凡な日々に戻る事で、学生はサボりがちになる・特に大学生は朝が起きられない・思ってたのと違うと早期退職をしてしまう、など脱落していく人達がそろそろ現れ出します。所謂、5月病です。私はそれを感じながら、後悔するから今頑張っとけ…という気持ちでいっぱいになります。おそらく私だけではなく、同じ気持ちを経験しても乗り越えて通っている人達は、苦笑混じりで頑張れと思っている事でしょう。後悔する事やいつか慣れる事を分かっているからです。
そんな風にして暫く経つと、慌ただしい夏がやってきます。その時期になると私は、冷房が効いているはずの電車内で人の熱に苦しみながら職場へ向かいます。億劫で憂鬱な期間ですが、それもまた、楽しいものなのです。ケノン以外は?自宅でできる脱毛器・安い家庭用脱毛器はどれ?